怖い夢を見ました。
もうもうと黒い煙が町中を立ち上っているところを逃げ惑う夢です。
煙で真っ黒な空は、向うから面で白い光が迫って来て、次に赤い光が迫ってきました。
それも一瞬のことで、またすぐに黒い空が戻るのですが、その襲来が何度もあって、そのせいか街は焼けています。
原爆の再現なのか、いや、世界戦争なのかも…頭の片隅で世界中の街がこんな状況になっているのではと想像してしまい震えが止まらなかったのです。
火にまかれる前に避難をと周りの建物も燃えている中、近くの泣いていた子供を慰めながらコンクリの建物の中がいいか、燃えるものが少ない公園がいいか、とりあえず火の手の迫っていない方向を探して逃げ惑う私。
体を冷やせる水辺がいいか、それとも高台の公園がいいか…浮かぶ情景は原爆そのものです。
何度も繰り返す思考の内に、状況を知るためには外にいた方がいいかも知れないけれど何かあったときに真っ先にやられるのは外だと最終的に思いコンクリートの建物の中へ。
その直後に爆風で建物が崩れて……。
夢の中の私は死にました。
これを書き終わってもまだ胸がドキドキしています。
今日は本当に、嫌な夢を見ました。
